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『RENOBLE/リノブル』施工事例集 築23年・鉄筋コンクリート造・3階建てマンション改修工事編Part.1
2023.04.20
スタッフブログ
スタッフブログをご覧いただき、
ありがとうございます!!
石川県金沢市駅西本町の
「プロタイムズ金沢駅西店」
と
富山県富山市黒瀬の
「プロタイムズ富山中央店」
(レアテック株式会社)
2店舗のスタッフが、
”塗装工事やリフォーム工事って
どんなもの?”
を様々な形でお伝えしていきたいと思います!
みなさま、こんにちは
ブログスタッフ、レアテック株式会社の奥田りさです![]()
4月も半ばを過ぎましたが、
新しい生活に慣れてきた頃でしょうか![]()
外は色とりどりにさまざまな花が咲きだしているので、
思わず写真に収めたくなります![]()
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お出かけもしやすい気候となりましたので、
存分に心地の良い日を楽しみたいですね![]()

今回も、私たち「プロタイムズ金沢駅西店・富山中央店」の
運営会社「レアテック株式会社」、そして
ビルやアパート・マンションなどの大規模修繕の専門家
「RENOBLE/リノブル」が「大規模修繕」に関する情報を、
お届けいたします![]()
さて、当ブログでは
前回まで「築27年・軽量鉄骨造・2階建てアパート改修工事」の
施工事例についてご紹介してきましたが、
今回から新たに
「築23年・鉄筋コンクリート造・3階建てマンション改修工事」
についてシリーズでご紹介していきます![]()
まずはじめに、これからご紹介する物件の詳細をお話ししますと、
石川県金沢市内にある某賃貸マンションで
築年数は23年、構造は鉄筋コンクリート造で、
3階建て、総戸数が14戸になります![]()
外装材は45二丁掛タイルや50角タイル、
アクリル系吹付タイルなどのいろんなタイルが使用された
オシャレな外観です![]()
これから物件の施工内容についてご紹介させていただきますが、
その前に大切なオーナー様のご紹介をさせてください![]()
こちらのオーナー様は複数棟の物件をご所有されていて、
以前より弊社「RENOBLE/リノブル」に
各物件の改修工事をご依頼いただいています![]()
元々は、管理会社さんを通じて
弊社が修繕をさせて頂いていたのですが、
オーナー様に弊社の技術力を高く評価していただき、
今では直接ご依頼をいただいている、
弊社にとってとても大切なお客様になります![]()

そんな素敵なオーナー様の物件の改修工事について
ご紹介していきたいと思います![]()
まずは、施工前の物件の状況についてご覧いただきましょう![]()
(※下記の写真が施工する前の状態になります。)
【施工写真before】

外装の劣化状況を調査・診断したところ、
外壁のタイル面やシーリング材、屋上、バルコニーなど、
劣化が進行している箇所がいくつもありました![]()
そして、オーナー様に調査診断報告書を提出し、
物件の現状をお伝えしたところ、
弊社にて大規模修繕工事を行う運びとなりました![]()
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早速ですが、第1回目の本日は「屋上防水改修工事」の施工内容を
ご紹介していきます![]()
まず、屋上防水とは、
マンションなどの平らな屋根に施す防水層のことです![]()
防水層には、建物への雨水の浸入を防ぎ、
建物の耐久性を維持する大切な役割があります![]()
例えば、通常の傾斜のある屋根だと、
雨水は上から下へ向かって流れていきます![]()
ですが、屋上のように
平らな屋根だと雨水が溜まりやすくなるのは、
皆さまにもご想像できますよね![]()
その溜まった雨水を放置すると、
建物に雨水が浸入してしまうので、
防水工事はしっかり行う必要があるのです![]()
今回ご紹介させて頂く、
物件の屋上には「アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水層が
使用されており、施工前に屋上を調査したところ、
太陽の強烈な紫外線や風雨などの環境要因によって、
防水層の色あせや伸縮による硬化が発生したり、
摩耗したりして、屋上の防水性能が低下していました![]()
また、防水層の勾配が不足して水たまりも発生していました![]()
このままでは、建物の内部に雨水が浸入して
雨漏りの原因になるため、しっかりと施工していきましょう![]()
【施工前状況】

※写真の赤丸は屋上の劣化箇所を指しています。
今回は、塩ビシート防水機械的固定工法で
屋上防水を改修していきます![]()
ちなみに機械的固定工法とは、固定ディスクを用いて、
防水シートを屋上の下地に固定する工法のことです![]()
では、「どのように施工を行ったのか?」
順に、施工方法を見ていきましょう![]()
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1,【アルミ笠木と金具撤去】
まず初めに、屋上のアルミ笠木とアルミ笠木を留める金具を
新しくするため、取り外します![]()


2,【絶縁シート敷設】
次に、防水層を綺麗に清掃して、
屋上の下地に絶縁シートを敷き詰めていきます![]()
この絶縁シートを敷くことで床と防水シートが密着せず、
建物が動いても防水層が変形しにくくなり、
防水シートの膨れや破断等を防ぐことができるのです![]()

3,【絶縁シートの固定】
絶縁シートの端部に鋼板を取付けて、
シートをしっかり固定します![]()
さらに、シート固定ディスク盤を取付けて
絶縁シートが動かないようにします![]()


4,【塩ビシート敷設】
シート固定ディスク盤で固定した絶縁シートの上に
塩ビシートを重ねて敷き詰めます![]()
塩ビシートを敷く前に固定ディスク盤を取付けたため、
敷設後の意匠性が優れていますね![]()

5,【新規ドレン取付け】
屋上には水抜きのためにドレンと呼ばれる排水口が
設置されています![]()
既存のドレンを綺麗に撤去して、
新しく用意していたドレンを取付けます![]()
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6,【塩ビシート熱融着】
塩ビシートの繫ぎ目の部分は後々めくれたり、
水分が入ったりしない様に塩ビシート同士を接合して、
熱融着させます![]()
熱融着とは、加熱した熱板で樹脂を溶融して、
冷えて固まるまで加圧し、接合する方法のことになります![]()
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溶着強度が高いことが特徴です![]()

7,【シーリング材充填】
塩ビシートを熱で融着した後は、さらにシーリング材を充填して、
繫ぎ目から水分が入らないようにします![]()
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8,【塩ビシート入隅部熱融着】
笠木の平らな面と立ち上がった面の内側の角(入隅部と言います)
にも塩ビシートを敷設して、同様に熱で融着させます![]()
塩ビシートの下に水が浸入してしまうと、
防水シートの劣化に繋がるため、
この作業は大切な工程になります![]()

9,【金具・笠木取付け】
ここで、施工の1番目に撤去していた
立ち上がった面(パラペット)に
「アルミ笠木を固定するための金具」と「アルミ笠木」を
取付けます![]()
ちなみに、建物の屋上やバルコニーなどの外周部に設けられた、
低い立ち上り壁のことを、
建築用語で「パラペット」と言うのです![]()


10,【施工完了】
これにて、施工完了です![]()
塩ビシート防水機械的固定工法によって、
屋上全体に新たな防水層が形成され、
防水性能を高めることができました![]()
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塩ビシートは端部まで隙間なく敷き詰めてあり、
見た目も綺麗になりましたね![]()


今回は「屋上防水改修工事」についてお話ししました![]()
屋上のように勾配がほとんどない屋根は、雨水が溜まりやすく、
どうしても水たまりのリスクが高くなってしまいます![]()
ですので、水たまりができていないか、
防水シートが剥がれていないかなどを定期的にチェックすることが
大切になってきます![]()
ですが、
屋上のように高いところを定期的に点検するのは大変、、、
そんな時はぜひ、
弊社RENOBLE/リノブルにご相談くださいませ![]()
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次回は、「バルコニー防水改修工事」についてです![]()
お楽しみに![]()
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました![]()
次回もよろしくお願い申し上げます![]()
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