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石川県金沢市駅西本町の
「プロタイムズ金沢駅西店」

富山県富山市黒瀬の
「プロタイムズ富山中央店」
(レアテック株式会社)
2店舗のスタッフが、
”塗装工事やリフォーム工事って
どんなもの?”
を様々な形でお伝えしていきたいと思います!

みなさま こんにちは!

ブログスタッフの山 理美です

北陸も梅雨入りしました

暑くてじめじめしてます・・・

 

さて今回は、レアテックで行っている作業現場をご紹介します

 

タイル浮きの補修工法

外壁がタイル貼りのビルは多くありますよね。

そういったビルにはタイルの剥落という危険があります

タイルが浮いてくることによって最終的に剥落という形に

なってしまい、

落下したタイルが歩行者などにあたる危険性があります。

そんな剥落を防ぐために、定期的な調査が必要になります

調査をして、浮いているタイルがあれば補修を行います。

そのタイル補修工法の一つであるFST工法を

かんたんにご紹介します

 

まず外壁打診調査を行い、タイルの貼付状況を確認します。

打診ハンマーという道具を使って外壁全面を叩いていきます。

こちらの写真は高所なので、ゴンドラに乗っての調査です

充分に気をつけて行います

1 打診調査

調査をしたところ、浮いているタイルがありました

浮いている箇所はテープで

マーキング(浮いているところをテープで囲う)していきます。

浮きの種類によってテープの色を変えています

2 マーキング

浮きは大きく分けて2種類あります。

1つはタイル自体の浮きで陶片浮きといい、

緑色でマーキングされています。

もう1つは下地モルタルの浮きで下地浮きといい、

青色でマーキングされています。

外壁調査が終わったら、注入工事に入ります。

まず、低騒音ドリルを使ってタイルに穴をあけていきます。

普通の振動ドリルを使うと音が大きく騒音になってしまうので、

写真のような低騒音ドリルを使います。

3 穴あけ

次に面取りというタイルを少し削る作業を行い、

最後のピンニング(ピンを穴に入れる)をできる状態にします。

青色のマーキング(下地浮き)は4~5枚に1本ピンを入れます。

緑色のマーキング(陶片浮き)は1枚1本ピンを入れます。

浮きの種類、範囲、部位によって入れるピンの

本数も変わってきます。

4 面取り

次に樹脂注入を行います。

注入ガンにエポキシ樹脂を入れて、

タイルに穴をあけた所に

ガンを差し込んで中にエポキシ樹脂をまわします。

この時エポキシでまわりのタイルを汚さないように気をつけます。

 

 

5 注入

最後にピンニングという作業で

穴にアンカーピンを入れていきます。

これでタイル浮き部をエポキシ樹脂と

アンカーピンによって固定できました。

6 ピン挿入

 

7 完成

ピンの表面には塗装が施してあるので、

ピンを挿入してもあまり目立ちませんね

マスキングテープを外してこれで施工は完了です

FST工法は特殊な技術で、

タイルの剥落落下を防止する大変優れた技術です。

施工をするためには、

講習を受けて試験に合格しなければなりません。

道具・材料さえあれば誰でも出来るという作業ではありません

多くの経験で培われた調査の技術や

FSTのような特殊な技術による補修方法も

プロタイムズ/レアテックの強みの一つなんです

プロタイムズ金沢駅西店∞富山中央店
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