スタッフブログ
塗膜について②
2018.04.26
スタッフブログ
スタッフブログをご覧いただき、
ありがとうございます!!
石川県金沢市駅西本町の
「プロタイムズ金沢駅西店」
と
富山県富山市黒瀬の
「プロタイムズ富山中央店」
(レアテック株式会社)
2店舗のスタッフが、
”塗装工事やリフォーム工事って
どんなもの?”
を様々な形でお伝えしていきたいと思います!
みなさま、こんにちは
ブログスタッフの奥田 奈津季です
前回のブログでは、
塗膜とは何か、塗膜の役割、塗膜が出来るまで
についてお話していました。
本日は、塗膜不良によって起こる不具合と施工業者選びのポイント
についてご紹介します
正しく塗膜が作れなかった際に起こる不具合
前回お伝えしたとおり、しっかりとした塗膜を作るためには、
正しい工程、定められた塗布量、適切な施工方法
の3つを守り施工をしなければなりません。
それらが守られない場合、次に紹介するような不具合が
起こる可能が高まります
※耐久年数10年なのに2年でチョーキング
チョーキングとは、
壁を触ると手に白い粉がつく現象のことで、
塗料の顔料が表にむき出しになっている状態のことを言います。
この現象は、塗料に含まれている樹脂が
紫外線、雨、熱などの影響により劣化していくことで
起こる現象で、塗料に含まれている色などをつける役割の
顔料と呼ばれるものが劣化によりむき出しになってしまい、
塗装表面で粉化してしまいます。
本来使わなければいけない量の塗料を使用していなかった場合、
耐久年数より早くチョーキングが起こってしまいます
※塗装して3年で退色
退色は、塗りたての頃よりも色が薄く、
色あせて落ちてしまう現象のことです。
原因は日光の紫外線で樹脂に守られた顔料がむき出しとなり、
色素が紫外線によってだめになってしまうことにあります。
チョーキング同様、基準塗布量を守っていないと
このような現象が早くに発生してしまうことがあります
※上塗り材の塗膜のひび割れ
塗布量がしっかり守られていなかったり、
決められた乾燥工程と乾燥時間、温度などを守らずに
次の工程に進んでしまうことがあると、
写真のように塗膜自体がひび割れてしまったり、
亀裂が生じたり、形成不良を起こしたりしてしまいます。
このような工事にならないように注意したいですが、
施工するのはあくまでも業者なので、消費者側でできることは
基準を守った施工ができる業者を選ぶことなります。
では、質の高い施工をしてくれる業者の選び方を
次にご紹介します
基準塗布量を守る業者を選ぶ3つのポイント
塗装工事において業者選びはとても大切です。
塗装工事は大きい買い物でありながら、
契約時は未完成のものを購入することになるので、
自身でしっかり施工してくれる会社かどうかを
見極める必要があるからです
工事を絶対成功させる鍵は、塗料が仕様書どおりに
塗料を塗布できているかどうかです。
では、塗装工事で最も大切な
「質の高い施工をしてくれる業者」の選び方をご紹介します
※見積書に施工費と塗料の缶数を表記しているか
見積書をもらったら、
材料と施工費が分けて詳細を記入されているか、
材料が一式でなく必要な塗料量(kg)を満たすだけの塗料の
入荷予定缶数で記入されているかどうかを確認しましょう
見積書には金額明細が書かれてありますが、
材料と施工費を一式で出されるケースがあります。
その場合、見積りの段階では塗料が何缶必要かが
書かれていないので、
正しい塗布量が確保してもらえるのか判断できません。
そのため、契約前に自分の家の塗布面積
(窓や玄関などの開口部を除いた塗装面の面積)
には塗料が何缶必要かを明確にすることをおすすめします
基準塗布量・・・ メーカーが指定した1㎡あたりに塗らなければいけない塗料の量 塗布面積・・・ 窓や玄関などの開口部を除いた塗装面の面積
※工程表を提示し無理なスケジュールになっていないか
工程表とは、
工事の始まりから終わるまでに、いつどんな工事をするのかを
スケジュールに落とした表のことです。
各社形式は異なりますが、足場組み立て、高圧洗浄、屋根下塗り、
中塗り、上塗りなど各工程の日程が記入されています。
このように工事中のスケジュールをしっかり説明し提示してくれる
会社へ依頼をしましょう。
そしてスケジュールを提示してもらったら、
塗装工事の日数の根拠を説明してもらってください。
というのも、塗料には基準となる施工間隔があるのです
これが守られないと、
塗膜が完全に乾燥せず、塗膜が膨れてしまったり、
はがれてしまったりする可能性にもつながってしまいます。
しっかり施工間隔が考慮された
施工スケジュールになっているのか、
確認することをおすすめします
※検品、空缶写真の提示があるか
契約時の塗料の入荷缶数、実際の納品缶数、
使用済みの空缶数を確認しましょう。
契約時に依頼した塗料缶がすべて使い切られていれば、
判断しやすいです。
手間ではありますが、塗装は高い買い物ですので、
しっかり確認することをお勧めします。
溶剤か水性など、塗料によって
乾燥・硬化するスピードは異なりますが、
この施工間隔(塗り重ね乾燥時間、インターバル)も
仕様どおりに塗布しなければ、
しっかりとした塗膜をつくることはできません
【補足:塗装工事に失敗しないためのチェックリスト】
□資格や専門知識のある住宅診断のプロが診断をしている
□屋根に上がり、屋根裏を見て漏水状況を診断してくれる
□必要に応じて塗装以外の方法も提案されている
□一式の見積もりではなく工事内容が詳細に記載されている
□塗装面積の根拠・算出方法が明確である
□メーカーが定めた規定塗布量に基づいて塗料の缶数が計算されている
□見積書において塗料代と工事代を分けて明記されている
□工事の工程表の提示がある
□工事の安全管理(ヘルメット・法律に準じた足場の設置)への説明が事前にある
□長期アフターフォローを実施するための体制が整っている
まとめ
塗膜は、外壁や屋根そのものを雨や紫外線から守る
役割を担うもので、
家を長持ちさせるために非常に重要なものです。
しかし、塗膜は、基準を満たした量の塗料が塗られていなければ、
塗膜自体が長持ちをせず、
せっかくかけた費用が無駄になってしまうこともあるのです
塗装工事は高い買い物となりますので、
決して業者に任せきりにせず、
自身でしっかり基礎知識を身につけて、
良い業者を見つけましょう
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