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『RENOBLE/リノブル』施工事例集 築23年・鉄筋コンクリート造・3階建てマンション改修工事編Part.4
2023.05.25
スタッフブログ
スタッフブログをご覧いただき、
ありがとうございます!!
石川県金沢市駅西本町の
「プロタイムズ金沢駅西店」
と
富山県富山市黒瀬の
「プロタイムズ富山中央店」
(レアテック株式会社)
2店舗のスタッフが、
”塗装工事やリフォーム工事って
どんなもの?”
を様々な形でお伝えしていきたいと思います!
みなさま、こんにちは
ブログスタッフ、レアテック株式会社の奥田りさです![]()
5月も下旬となり、木々の葉が鮮やかな緑色になる今日この頃、
皆さまいかがお過ごしでしょうか![]()

※2023年5月24日撮影 (リノブルショールーム横)
雲一つない五月の青空を見ていると、心がワクワクしてきます![]()
過ごしやすい季節ではありますが、
体調を崩さないようお気をつけくださいね![]()
今回も、私たち「プロタイムズ金沢駅西店・富山中央店」の
運営会社「レアテック株式会社」、そして
ビルやアパート・マンションなどの大規模修繕の専門家
「RENOBLE/リノブル」が「大規模修繕」に関する情報を、
お届けいたします![]()
さて、今回も前回からに引き続き、
施工事例集
「築23年・鉄筋コンクリート造・3階建てマンション改修工事編」
のシリーズ4回目になります![]()
本日は「外壁タイル面の浮き部補修工事」
についてご紹介します![]()
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突然ですが![]()
皆さまはなぜ外壁のタイルが浮いてしまうのか![]()
その原因をご存じでしょうか![]()
「地震」や「施工不良」など、
タイルが浮く原因は様々あるのですが、
実は他にも大きな原因があるのです![]()
建物は、毎日気温の変化や風雨などの環境に
晒され続けますよね![]()
そんな中で、外壁の目地シールが劣化すると、
その劣化部から建物内部に雨水が浸み込み、
冬になると浸み込んだ水分が凍結して水分は膨張します![]()
また、それが夏になると暑さで凍った水は溶けて収縮します![]()
そういった温度の変化や乾燥・湿潤・凍結の繰り返しによって、
躯体のコンクリートとモルタルに
それぞれ伸び縮みが起こります![]()
その動きは、躯体とモルタルとの間で異なるため、
少しずつ歪みが生じていきます![]()
そして、その歪みが躯体とモルタル、
モルタルとタイルによる接着力を上回ったときに、
タイルの浮きが発生するのです![]()
もし、そのタイルが落下して、
通行人の方にケガをさせたら大変ですよね![]()
そうならないためにも、タイルの浮きは
しっかり補修しなければなりません![]()
今回ご紹介させて頂く、物件の施工前の外壁タイル面は、
タイルの下地モルタル材と建物の骨組み(躯体)との
間に浮きが発生していました![]()
浮いてしまっているタイルは、
建物の立地条件にもよりますが、
例えば、大きな道路に面している建物ですと
大型車両が通過する振動により、
剥がれ落ちてくる可能性が高くなり、
とても危険な状態なのです![]()
先ほども言いましたが、タイルの剥落による人的被害が
発生しないようにしっかりと補修しましょう![]()
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【施工前状況】

※写真の緑のテープが貼ってあるタイルは、
すべて外壁から浮いていることを表しています。
では、「どのように施工を行ったのか?」
順に、施工方法を見ていきましょう![]()
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1,【壁面の穿孔(せんこう)】
今回は「アンカーピンニング工法」で外壁タイル面の浮きを
補修していきます![]()
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この工法は、浮きが発生している箇所にエポキシ樹脂などの
接着剤を満遍なく充填して、補強用のステンレスピンを埋め込み、
浮き部の全体をアンカーピンと接着剤で固定させる工法です![]()
まずは、アンカーピンを挿入するために、
ドリルを用いて壁面に対し直角に穴を開けます![]()
この穴を開ける作業を「穿孔(せんこう)」と言います![]()
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2,【エポキシ樹脂注入・アンカーピン挿入】
そして、穴を開けた部分に、規定の量まで
エポキシ樹脂を注入していきます![]()
その後、適切な長さのアンカーピンを
気泡の巻き込みに注意しながら挿入します![]()

※エポキシ樹脂を注入しています。

※開けた穴にアンカーピンを挿入します。
3,【モルタル塗込み・仕上げ】
挿入したアンカーピンの上から、
目地モルタルを入念に塗り込んでいきます![]()
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余分な目地モルタルは、
水を含ませたスポンジで綺麗に拭き取ります![]()

※アンカーピンを挿入した上からモルタルを塗込み、、、

※余分なモルタルを拭き取ります。
4,【施工完了】
これにて、施工完了です![]()
外壁タイル面の浮いていた部分を
綺麗に補修することが出来ました![]()
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挿入したアンカーピンは目立つことなく、
仕上がりました![]()
これで安心して過ごすことができますね![]()
以上、「外壁タイル面の浮き部補修」についてお話ししました![]()
今回、ご紹介した外壁タイルに限らず、
どんな箇所の劣化も早期発見が大切になります![]()
ですが、外壁タイルの場合「ひび割れ」に比べて「浮き」は、
自分で判断するのがとても難しく、
建物診断のプロフェッショナルが調査しなければ
タイル浮きを見つけることはできません![]()
もしも、ご所有の物件で外壁タイルの現状が気になる方は、
弊社RENOBLE/リノブルにお任せください![]()
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弊社RENOBLE/リノブルでは、経験豊富な外装劣化診断士が
打診棒などを使って無料で外壁診断調査を行っていますので、
タイルの落下によるトラブルに巻き込まれる前に、
ぜひ、ご相談くださいませ![]()
次回は、「外壁タイル面のひび割れ補修工事」についてです![]()
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お楽しみに![]()
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました![]()
次回もよろしくお願い申し上げます![]()
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