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塗膜について
2018.04.12
スタッフブログ
スタッフブログをご覧いただき、
ありがとうございます!!
石川県金沢市駅西本町の
「プロタイムズ金沢駅西店」
と
富山県富山市黒瀬の
「プロタイムズ富山中央店」
(レアテック株式会社)
2店舗のスタッフが、
”塗装工事やリフォーム工事って
どんなもの?”
を様々な形でお伝えしていきたいと思います!
みなさま、こんにちは![]()
ブログスタッフの奥田 奈津季です![]()
塗装のことを調べようとインターネットで検索したり、
塗装会社やリフォーム会社との話をしたりする中で
「塗膜」という言葉を聞くことがあるかと思います。
塗膜とは、外壁や屋根に塗った塗料が、
乾燥して固まって膜状になったものを指します。
塗膜には建物を保護し、
建物の劣化速度を早める水(雨)・紫外線・熱による
ダメージから家を守る働きがあり、
この塗膜の働きが建物を風雨から守っているのです![]()
![]()
しかし、塗膜の性能をちゃんと発揮させるには、
ただ塗れば良いわけではありません。
正しい施工方法で正しい塗料の量を使用することで
初めて塗膜本来の機能を発揮します。
塗膜の役割や塗膜厚がしっかりついているかを確認する基準、
塗膜不良による不具合事例の紹介など、塗装工事をする前に
知っておくべき塗膜の知識を2回に渡ってご紹介いたします![]()
1.塗膜とは
1-1.塗膜とは何か
冒頭でもお伝えしたとおり、
塗膜とは、塗料を塗ってそれが固まることで作られる塗料の膜
を指します。外壁や屋根、雨樋などの外装部分は、
日々雨水、太陽の紫外線を受け劣化しています。
雨水が建物の内部に浸入すると、劣化スピードが加速します![]()
これを防ぐための手段の一つとして建物に塗装を行い、
塗膜による建物の保護を行う方法があります。
塗膜を形成するために使用する「塗料」とは、
顔料・樹脂・水もしくは溶剤・添加剤を加えて形成されている液状
のもので、これを下地(屋根や外壁そのもの)に塗布し、
乾燥させることで成膜させます。
| 塗料の原料 | 塗膜になるもの | 顔料 | 塗料の色彩などを形づくる成分で、
無機顔料と有機顔料の2種類がある。 |
|---|---|---|---|
| 樹脂 | 塗膜の素になる成分で、
この樹脂の特徴により耐候性や柔軟性、 耐水性等の塗膜性能が決まる。 |
||
| 添加剤 | 塗料の性能を向上させる補助薬品で、
代表的なものは防カビ剤やつや消し剤などが挙げられる。 |
||
| 塗膜にならないもの | 水・
溶剤 |
樹脂を溶解したり塗料の粘度を調整したりするため使用され、
代表的なものは、シンナーや水などが挙げられる。 これが揮発しなければ塗膜にならない。 |
1-2.塗膜の役割
塗膜が建物にとってどのような役割を担っているかを
ご存知でしょうか?
塗膜の役割はずばり“コーティング(保護)”です。
屋根や外壁にはセメントが使用されているものが多いのですが、
そのセメントには水を吸収する性質があるため、
何もコーティング(保護)していない状態であると、
雨水をどんどん吸収します。
吸収した水は気温差により膨張したり、伸縮したりするため
やがてセメント部分が割れたり、爆裂したりします![]()
さらに劣化が進むと建物内部に水が入り、
建物全体を劣化させていくのです![]()

外壁や、屋根は家全体を守ってくれているものですが、
その外壁材や屋根材自体を守ってくれるのが塗膜です![]()
塗料を塗ることで、
外壁材や屋根材自体のひび割れや欠落、反りなどを防ぎ、
建物を長く保たせる働きをしてくれているのです。
それでは建物を守るための外壁や屋根のコーティング材の役目を
担う塗膜は、どうやって作ればいいのでしょうか?
次に、塗膜ができるまでの流れと良い塗膜と悪い塗膜の見分け方に
ついてご紹介したいと思います。
1-3.塗膜ができるまで
塗装時に塗料が規定より薄く塗られた場合、
塗膜が薄くなり本来の性能を発揮できず、
また再びひび割れてしまう、
剥がれてしまうこともよく起こります![]()
塗装は色が付けば良いわけではなく、
正しい工程で、かつ、定められた量の塗料(塗布量)を
適切な施工方法で作業することが塗装工事を成功させる上で
とても重要となります。
では、正しい工程と定められた塗布量、適切施工方法とは
どのようなものなのかをご紹介したいと思います。
塗装の工程

塗膜を形成するには、大きく3つの工程により形成されます。
素地と中塗り・上塗り塗料の密着を良くするための下塗り、
基材を保護したり色をつけたりするための中塗り、
上塗りという流れで塗膜を形成していきます。
ですが、塗料によって下塗りが不要であったり、
素地(外壁や屋根本体のこと)が痛みすぎている場合は
これ以上の回数を塗装しなければならなくなったりもしますので
使用する塗料の仕様書(説明書)をしっかり確認しましょう。
基準塗布量

基準塗布量とは、
正しい性能を発揮するための塗膜を形成するために、
一定の面積に塗布しなければならない塗料の量のことです。
これは塗料によってそれぞれ定められており、
パンフレットに記載されています。
紙とのりをイメージするとわかりやすいかと思うのですが、
紙と紙を貼り合わせるときのりを極薄く伸ばして
貼り合わせても、数日ではがれてしまった経験はないでしょうか?
正しい量を塗らないと完全に紙と紙がくっつきません。
塗料もこれと同じで、定められた塗布量を守らなければ、
本来の性能が発揮されず、不具合を発生させてしまいます![]()
適切な施工方法

塗膜を作るためにもう一つ大切なことがあります。
それは決められた乾燥時間をしっかり守ることです。
初めの方で紹介したように、
塗料は塗膜になるものと塗膜にならないものの2種類に分類され、
塗膜にならないものが揮発して固形化します。
塗料がしっかり固まることができなかった場合、
塗料が膨れてしまったり、
早期に色あせしてしまうことにつながります。
そのため、メーカーが各塗料に対し、
乾燥時間(温度・湿度にも基準含む)の基準を設けているため、
その基準に沿って工事を行う必要があります。
これら2つを守り、しっかりとした塗膜をつくる事こそが、
質の高い工事につながるのです![]()
では、次回は上記2つが守られず、
不具合を起こしてしまったケースと、
正しい施工を行ってくれる業者を選ぶポイントをご紹介します![]()
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